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太陽と洗濯物

ただの通りすがりのありやま担の嘆き。

そし誰 感想

『そして、誰もいなくなった』


タイトルから視聴者の興味を誘いますよね。最初は「伊野尾くんが出るしストーリーも私好みで面白そうだし見よっかな」という軽い気持ちでした。


しかし箱を開けるとびっくり仰天。←


とてつもなく綿密に作られたストーリーで、メッセージ性もあり、モヤモヤするような結末で……。個人的に今まで見たドラマのトップ3には入ります。


そのくらい、のめり込んでしまいました。






伊野尾くんの演技。

とても上手くなりましたよね。狂いに狂いまくった「日下瑛治」…。いや「友哉」を見事演技きれていましたね。




「日下瑛治」から「友哉」に変わる。




この瞬間が私はすごく印象に残っています。


藤堂新一と新一を追い詰めた張本人「友哉」が直接対決をする時に放った言葉……。狂った者だけが感じることが出来る言葉に私は心打たれました。




「寂しい奴って簡単だよな。ちょっと優しくすると、命まで投げ出してくれるんだから。」




一語一語はっきりと覚えていませんが、ニュアンス的にはこんな感じでしょうか。←


言っている事は人間として最低な事です。←


でも、これは友哉……自分自身に呪文のように自らの感覚を麻痺させる意味で放った言葉なのではないでしょうか。


友哉は幼き頃に実の母親に捨てられています。簡単に言えば友哉も寂しかったのです。


しかし、都合のいい時だけ甘えられ、過去には「本当に愛している息子は新一。貴方だけよ。」と母親が自分の知らない子どもに言っているところを見ている。


これだけの寂しさがどこにあるでしょうか。

大好きだった母親が自分を裏切るのです。


新一に「刺せよ!」と言ったのは、もう自分の人生に後悔がなくなったのか。はたまた、ただ単に新一を犯罪者にしたかっただけなのか。


その真相はわかりませんが、両者のどちらかだと私は読んでいます(あくまで私の見解)。





『そして、誰もいなくなった』


伊野尾くんはチョイ役だと思っていましたが、結構な重要人でしたね。

ただのkingのオーナーなんかじゃありませんでした。


日下瑛治くんは……友哉くんはどこに行ったんでしょうね。





もしかしたら最初から存在しない。いないはずの人間なのかも知れません。f:id:arym_41509:20160915201617j:plain